「沖縄県プラスチック問題の取組に関する指針」の策定について
~プラごみを減らして守れ!うちなー美ら海~
沖縄県は、昨今のプラスチック問題の解決に向けて、令和3年度から4年度にかけて「プラスチック問題に関する万国津梁会議」を設け、課題解決のための取組を進めてきました。
この度、万国津梁会議の提言をもとに行政・県民・事業者などが一体となって取組を推進するため、「沖縄県プラスチック問題の取組に関する指針」を策定しました。
【沖縄県の現状及び課題】
1.プラスチックの使用削減
県民一人当たりの一般廃棄物のプラスチックごみ排出量が多く、一般廃棄物排出量全体の約1/4を占めることから、県民によるプラスチックごみ削減の取組が重要です。
本県は第三次産業の割合が高いため、使い捨てプラスチック製品の提供事業者(飲食業、小売業、ホテル業等)による取組が重要です。
2.プラスチックの資源循環
本県は一般廃棄物リサイクル率が低く、プラスチック資源化量も少ないことから、プラスチックごみの収集分別の促進などの取組が必要です。
3.海洋プラスチックごみ
本県の海岸に絶え間なく漂着する大量の海洋プラスチックごみの回収・処理は、海岸管理者や市町村の大きな負担となっているため、各主体が連携し継続した取組が必要です。
沖縄の河川は短く、プラスチックごみが海に流出しやすいこと、都市部の河川では陸域からのプラスチックごみの割合が高いため、ポイ捨て防止などの対策が重要です。
【沖縄県が目指す基本的方向】
【PDF】
【参照記事】