🌳今月の木🌳

イスノキ(木柞)
方言名/ユシギ 中国名/蚊母樹/マンサク科
東海~琉球、中国南部に分布。高さ5-15mに成長する常緑高木。
低地~山地、琉球石灰岩地帯に自生し、材として植林、生垣、家・作物を守る防風林、
樹形の良いことから街路樹、公園、庭園、校庭など幅広い場所で植えられています。
沖縄を代表する重要な木材の一つであり、紫檀、黒檀の代用で材は固く重いため床柱、床板材、
三線の柄や細工物に使われます。また、虫こぶはタンニンを多く含み染料に用いられ、樹皮の
タンニンは絹に重みを与えることに利用されます。特に本部半島、大宜味村でのミカン畑
防風林利用は景観的にも良いことで知られています。葉は楕円形で硬く、春に赤い花をつけます。
また果実は茶色く、イタジイのドングリほどの大きさで大量につけます。

 

 

ニュースレター創造の森→ニュースレター創造の森4月号
平和創造の森公園公式HP→こちら