講 師:鹿谷 麻夕(しかたに自然案内)
開催日:令和4年1月25日(火)9:35~14:15・2月1日(火)10:35~11:20
受講者:宜野湾市立はごろも小学校 5年生5クラス(153名)
場   所:宜野湾市立はごろも小学校 各教室(ZOOMオンライン)

私達の暮らしの中の身近な環境問題とSDGsについて講話し、自分事として考えるきかっけを作る事を目的に実施しました。

はじめに、講師から「環境とは?」と問いかけ、「環境」とは自分を中心とした周りのことを「環境」という事だと解説し、自然の中は「自然環境」、家の中を中心とした場合は「生活環境」、学校の周りは「学校環境」という事を説明しました。はごろも小学校付近の航空写真を示し学校の周りの環境を見ていき海が近くにある事や基地、田イモ畑、住宅が多い事を確認しました。

さらに1945年、1973年、1998年頃の写真を見比べながら環境の変化を確認し1998年頃までは豊かなサンゴ礁があったがこの年にサンゴの白化があり浅瀬のサンゴはほぼ死んでしまっており、この数十年で温暖化が進みサンゴ礁が減っていきこのまま行くと地球のサンゴがなくなってしまうと言われている事を伝えました。さらに海ゴミの問題にもふれ社会が変わるとゴミ環境も変わっていきコロナ禍でマスクのゴミが目立つことを解説しました。

「環境問題」とは人間活動で地球の物を取りすぎたり、出し過ぎでおこっており、地球上の循環のバランスが崩れている状態だと解説しました。

続いて「わたしと環境つながりワークシート」を用いて、私たちが社会生活する中でどのように地球の物を使っているのか、どのような物を出しているのか、「自分」と「環境」の繋がりについてワークシートに記入しながら考えました。

締めくくりに、色んなものがどこに関係しているのか?「SDGs」のどれに関係しているのか?を調べてみて、自分たちができる事は何か考えようと伝えました。