講  師:山口 貴子(株式会社 島嶼生物研究所)
開催日:令和元年8月28日(水)16:30~18:00
受講者:第2たばる児童クラブ小学1年~5年生  40名
場  所:赤嶺緑地(那覇市小禄)

 沖縄の自然や外来生物について正しく理解するため、学童クラブ近くの赤嶺緑地にて動植物の自然観察を実施し、自然環境や外来生物に興味関心を抱かせ、環境保全について意識を高める事を目的に実施しました。
 事前(7月)に学童クラブにて講師が沖縄の在来生物(ヤンバルクイナ、オキナワトゲネズミ、オキナワイシガエル等)や外来生物、学童クラブ周辺でも近年増えているグリーンアノールの特徴や食性、棲み処などについて講話をしていただき今回の観察会を実施しました。
 はじめに前回の振り返りとして、パネルで在来生物やグリーンアノールについて復習しました。
 5グループに分かれて公園内のグリーンアノールや気になる生き物を探しに出かけ、グループ毎にスタッフが付き添い生き物について解説などを実施しました。
 生き物探しのあとは、まとめとして捕獲したオキナワモリバッタやカメムシなどの生き物について講師から説明し近くに観察を行いました。グループ毎にどんな生き物がどれだけ捕れたかをワークシートに記入し発表を行いました。
 外来生物であるグリーンアノールは捕獲できませんでしたが、生息を確認することはできました。児童たちも身近な公園の生き物に触れ、外来生物が近くにいる事に驚いた様子でした。
 身近な公園で自然観察を行いながら外来生物についても学べるこのような講座を今後も実施していきたいと思います。