講 師:鹿谷 麻夕(しかたに自然案内)
開催日:令和4年1月13日(木)9:00~11:45
受講者:宜野湾市立大山小学校 5年生3クラス(105名)
場   所:宜野湾市立大山小学校 各教室(ZOOMオンライン)

海辺の自然と私たちの暮らしのつながりや海の生き物やごみ問題について講話し、環境保全について考え行動を促す事を目的に実施しました。

はじめに大山小学校周辺の自然環境について、昔の写真や地図を見ながら今と昔の海岸線の違いを確認、大山地区の自然は今でも残っているところもあるが、多くの自然が失われていることを説明しました。

つづいて、事前に届けた県内各地の海岸で回収した海岸漂着物のサンプルをクラス毎に展示し、実際に手にとり観察しながら海ゴミ問題について解説しました。また、世界の海で捨てられるプラスチックは年間800万トンあり2050年にはごみが魚の量を上回る事などを説明し海ゴミ問題の深刻さを伝えました。さらに近年大きな問題となっているマイクロプラスチックについて説明し、世界各国で使い捨てプラスチックの制限など様々な取り組みが行われていることを伝えました。

最後に、「環境をよくするために自分にできることは何か」という質問に対し多くの生徒が手をあげ、「積極的にビーチクリーン活動に参加したい」など環境保全に対して意欲的な声が聴けました。