講 師:名嘉山 国広 (沖縄こどもの国)
開催日:令和4年9月22日(木) 13:35~15:15
受講者:南風原町立翔南小学校 小学5年 (75名)
場   所:南風原町立翔南小学校 (南風原町)

 南風原町立翔南小学校 小学5年を対象に、くらしと水資源に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 はじめに、いつも水を何に使っているか問いかけ、顔を洗う、飲む、お風呂、トイレなど毎日色々なことに使っていることを確認しました。つぎに、いつも使う水はどこからやってくるのか、今と昔の違いを比較しながら解説しました。今はダムから浄水場を通して家の水道からきれいな水を使うことができるが、昔は湧水や井戸に水を汲みに行ったり、水ガメに雨水をためるなどして、きれいな水を確保していたことを伝え、今の時代は、水道のおかげで簡単にきれいな水が使えていることに気づかせました。
 つづいて、きれいな水がなくなるとどうなるのかを考え、昔のように水を汲みにいかなければならない、今のところにはすめなくなる、水のあるところに引っ越すなど、今までのように生活できなくなることを実感することができました。

 最後に、きれいな水がなくならないように自分に出来ることについて問いかけ、児童たちから「水を出しっぱなしにしない、川にごみをすてない」などの意見があり、環境問題に対する関心が高まっていました。