講 師:佐藤 寛之 (沖縄生物俱楽部)
開催日:令和4年9月26日(月) 10:00~11:00
受講者:うるま市立具志川小学校 小学5年 (58名)
場   所:石川青少年の家 (うるま市)

 うるま市立具志川小学校 小学5年を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施した。

 石川青少年の家の研修室にて、沖縄県地域環境センターについて話した後、講師による山登り前の事前学習と固有種について講話を行いました。
 生物相(特定の地域に生育する動植物の種類組成)の解説をすると、児童はメモをしっかりと取りながら聞き、講師からの問い掛けにも良く返答していました。途中、ハブのプラスチネーション標本を実際に触って見てもらうと児童の反応は様々でしたが、爬虫類等に興味の高い児童はじっくりと観察していて、標本のうろこに驚いていました。講話のまとめに生物多様性の減少要因についても紹介しました。

 最後に、児童から「ここでも生き物に会えますか?」「ハブを見る事はできますか?」等、多くの質問があがりました。参加者は非常に満足そうで、自然や生き物に対する関心が高まっているようでした。