講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国)
開催日:令和2年2月3日(月)13:55~14:40
受講者:宮古島市立北小学校5年生(49名)
場 所:北小学校 音楽室

北小学校5年生では、『総合学習』の時間に児童たちが興味を持った『環境問題』について調べ学習を行う予定で、『環境問題』の概要について講話し、環境保全活動について関心をもつきっかけを作るために講座を実施しました。

講話は、「気候変動」「環境汚染」「絶滅危惧種問題」のテーマごとに、「○○さんは困っています。なぜ困っているのでしょうか?」という問いかけから始まるクイズ形式を取り入れて行われました。

「気候変動」では、ホッキョクグマの写真を掲示し、地球温暖化により北極の氷がとけ流氷となり流されて困っているホッキョクグマの様子から、‘気候変動’について、地球温暖化は2100年までには最大4.8℃ほど温度が上がると予想されている事や、集中豪雨・大干ばつなどの異常気象についての解説しました。「環境汚染」では、ウミガメの写真を示し海ゴミ問題から不法投棄、ごみ処理問題、大気汚染、土壌汚染について解説しました。「絶滅危惧種問題」では、ミヤコカナヘビを示し在来種や固有種が外来種や都市開発によってすみかやエサを奪われ絶滅を危惧されている事や沖縄や日本、世界の絶滅危惧種についても触れレッドデータブックの内容についても解説しました。

最後に、児童たちが住む宮古島においてもクジャクの繁殖が問題となっていることを挙げ、普段の生活の中に、環境問題がある事を知ってほしいですとしめくくりました。