講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国)
開催日:令和2年2月3日(月)10:35~11:20
受講者:福嶺小学校1・2年生(6名)
場 所:宮古島市立福嶺小学校 教室

身近な自然や生きもののお話と『葉っぱのこすりだし』『葉脈標本づくり』などを行うことで、自然や生きものへの関心を引き出し、自然を守る事の大切さに気付くきっかけを作ることを目的として講座を実施しました。

はじめに、葉っぱのクイズで出題しました。「てのひら型はどれ?」「ハート型はどれ?」「いい匂いのする葉っぱは?」等の内容の書かれたカードを示し、テーブルに用意された数種類の葉っぱから特徴と一致するものを探し出しました。児童たちは楽しそうに、興味を持って葉っぱの色や形を観察し、匂いを嗅いでは、これだ!と思うものを自分の目の前に並べていきました。クイズに答えるうち、同じように見える葉っぱにもそれぞれ特徴がある事に気づいたようでした。

次に、葉っぱのこすりだしと葉脈標本づくりを行い、葉っぱの形や葉脈について視点を変えて観察しました。最後に「ぜひ身の回りの不思議をたくさん探してくださいね、どんどん自然についての興味がわいて来ますよ」としめくくりました。

児童より、葉脈標本の素材になったリュウキュウコクタンや、標本になるまでの下処理の方法などの質問のほか、「クイズにあった形の葉っぱを他にも探してみたい」といった感想もあり、自然や環境に対する興味・関心が高まったようでした。