講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和5年12月12日(火) 13:40~14:25
受講者:石垣市立真喜良小学校 2年生 (47名)
場   所: 石垣市立真喜良小学校 (石垣市)

石垣市立真喜良小学校 2年生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、沖縄の四季と新暦の月との関係について話し合いながら考えました。沖縄独自の風の名前や気候の呼び方などを紹介し、どの季節に起こる現象かを予想してもらいました。答え合わせをしながら、風の名前や気候の呼び方の解説などを行い、旧暦が重要であることを説明しました。

その後、身近な生き物を紹介し、その生き物がどの季節に見られるかクイズを交えながら説明しました。

最後に、旧暦の9月に吹くミーニシが、暦通りに観測されていたのか過去の気象データを用いて確認し、気温の変化や風向風速の分析を行いました。

講義中には、生徒から「季節の言葉の中に初めて聞くのが多いけど、漢字を見ると予測がたつ」「どの季節にどんな生きものがいるか意識したことがなかったが、思いだしてみると暦と合ってる」などの発言があり、沖縄の自然や生き物に関する興味関心が高まっていると感じました。