講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和5年12月11日(月) 10:35~12:15
受講者:石垣市立宮良小学校 3~4年生 (35名)
場   所:石垣市立宮良小学校 (石垣市)

石垣市立宮良小学校の3年生と4年生を対象に、暮らしと廃棄物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、プラスチックの特徴について問いかけ、「さまざまな形・色があり、軽い、丈夫、安い」など、プラスチックは非常に便利で、身の回りにあふれていることを確認しました。さらに、ペットボトルやストロー、スプーン、コップなど、一度使ったら捨てる「使い捨てプラスチック」はごみが増える大きな原因となることを実際の製品を用いて紹介し、使い捨てプラスチックの使い方や代わりになる物について考えました。

続いて、世界中で問題となっている海ごみの多くはプラスチックゴミであること、マイクロプラスチックの問題、海洋生物や鳥にまで悪影響を及ぼしていることなどを解説しました。また、プラスチックの長所と短所、環境への影響についてまとめ、これからのプラスチック製品との付き合い方(使い方)について考えました。

最後に、児童たちから「袋や服にプラスチックが使われていることを初めて知った」「プラスチックごみを動物が間違って食べてしまうことを知ったので、捨てないようにしたい」などの意見があり、プラスチックに関する理解が深まり、廃棄物問題に対する関心が高まっていました。