講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
開催日:令和5年5月26日(金) 10:40~12:20
受講者:那覇市立開南小学校4年生 (72名)
  所:那覇市立開南小学校 (那覇市)

 開南小学校4年生を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

はじめに、自分の身の回りの「いい環境」と「わるい環境」について考え、意見を出し合いました。「いい環境」としては「自然が豊か、海がきれい、運動や思い切り遊べる広い場所がある」などの意見があり、「わるい環境」としては「ゴミが多い、自然が壊される、空気が汚れている」など様々な意見がありました。
つぎに、身近な環境問題として「気候変動(地球温暖化)」「廃棄物」「水質汚濁」「生物多様性の損失」について解説しました。
講座のまとめとして、環境がわるくなる原因と私たち人間のくらしの中で行っていること(電気を使う、ペットを飼う、車に乗る、料理をする等)の繋がりについてクイズ形式で考え、人間が自分達の暮らしを良くしようと思ってやってきたことが結果として「環境問題」に繋がっていることへの気づきを引き出しました。

最後に、「環境をよくするためにできることは?」をテーマに児童からアイディアを募集するとたくさんの手が上がり、「洗剤を使いすぎない」や「必要以上にモノを買わない」「エコバッグをつかう」などのコメントを聞くことができました。