講 師:藤井 晴彦(沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:令和5年5月27日(土)19:00~21:00
受講者:合同会社闘心放課後デイサービス ジャンプステージ 小学4年~高校1年生 (23名)
場   所:那覇市立森の家みんみん及び末吉公園(那覇市)

放課後デイサービス ジャンプステージ 小学4年~高校1年生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、研修室にて公園内においての夜の生き物観察時の諸注意を行い、観察会へと出発しました。
まだ明るい中、公園に入ると、オオバギの葉の裏側ににナナホシキンカメムシの幼体が集まっている様子が見られました。また、クワガタが来るタブノキや、果物の腐敗臭がするクワズイモなど植物についての解説がありました。公園内を進んで行くと暗くなるにつれホタルの光が無数に広がり、クロイワボタルやオキナワスジボタルを観察することができました。観察を行う中、光り方の違い、食性、雌雄の違い、幼虫の違い、またホタルはなぜ光るのかの解説がありました。他にも樹上に住むカタツムリ・ヤマタカマイマイや、サカモトサワガニ、安謝川の渓流ではオオウナギの姿も観察することができました。

最後に、森の家みんみんにもどり、観察会のルートを地図を見ながら振り返り、「びっくりするくらいたくさんホタルが光っていた」、「ホタル以外の生き物も見れて嬉しかった」などの感想があり、自然や生き物に対する関心が高まった様子でした。