スタッフ:比嘉 香織、名嘉山 国広、與儀 環(沖縄こどもの国)
開催日:令和2年1月5日(日)11:00~16:00
参加者:一般来園者  (499名)
場 所:沖縄こどもの国 ZOOセンター

ねずみ年にちなみケナガネズミをはじめとした琉球弧の希少な動物であるヤンバルクイナ、カンムリワシ、イリオモテヤマネコ等にスポットをあて、剥製やパネル展示、クイズ、カードゲーム、ミニガイドを通じて希少な生き物の生態について学び環境保全について考えるきっかけをつくる事やセンターPR、環境教育の推進のため協働で実施しました。

イベント開始から多くの家族連れで賑わい、着ぐるみとのふれあい体験や、クイズ、カードゲーム、すごろく、フェイスペイント等を楽しみながら希少動物について興味関心を持っていく様子が伺えました。

ケナガネズミのコーナーでは、こどもの国で保全研究のために飼育されているケナガネズミの一日の映像が放映された。また、剥製・パネルの展示による他種との大きさの比較や、顕微鏡で食痕を確かめることができた。参加者の多くが、ケナガネズミの大きさに驚き、興味を持って顕微鏡を覗き込んでいる様子でした。

剥製は、ケナガネズミの他、外来種を含むげっ歯目、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ、ノグチゲラ、ダイトウオオコウモリ、キシノウエトカゲなどが展示され参加者の興味を引いていました。

琉球大学・伊澤雅子教授による生き物ガイド(11:30~、13:30~、15:00~の3回・20分程度)や、どうぶつたちの病院沖縄によるお話(14:00~15分程度)では、現状として希少動物が外来種による捕食やエサの競合、また交通事故などがあり、人の手によってその生態が脅かされていることを解説しました。

琉球大学が行った希少動物クイズ、希少種カードゲーム、どうぶつたちの病院によるヤンバルクイナすごろくには、希少種に関するグッズ等の景品が提供され、いずれも好評であった。着ぐるみは、ヤンバルクイナ、アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコの4体が揃い、ふれあい体験も子どもを中心に人気でした。

【イベント内容】

○希少動物剥製展示

○希少動物パネル展示

○ケナガネズミ生態研究コーナー

○琉球大学伊澤教授による動物ガイド

○NPO法人どうぶつたちの病院沖縄によるガイド

○希少動物クイズ

○希少動物カードゲーム

○フェイスペイント

○ヤンバルクイナ、アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコ着ぐるみふれあい