開催日:平成31年2月23(土)・24日(日)14:00~14:20(両日とも同内容)
参加者:一般来園者(97名)
場  所:沖縄こどもの国内 ネコ舎前広場
講 師:伊澤 雅子(琉球大学)

日本国内に分布するネコ類は、イエネコを除けば長崎県対馬のツシマヤマネコと西表島のイリオモテヤマネコの2種類です。イリオモテヤマネコに比べると知名度は劣るがツシマヤマネコも絶滅が危惧される希少動物です。現在、沖縄こどもの国ではツシマヤマネコを保護繁殖に取り組みの一環として飼育しています。イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコの生息環境及び絶滅に危機に瀕している現状を伝え、自然環境保全について普及啓発を図ることを目的に実施しました。
 講師からパネル等を用いて、両ヤマネコの体の違いや、棲んでいる自然環境の違い、食べ物の違いについて解説しました。ツシマヤマネコは、イエネコから病気が移り数が少なくなっている事、西表ヤマネコは、観光客が増えゴミの増加や交通事故によって数が少なるなっている事をお話しました。最後にヤマネコが絶滅しないようにみんなで協力しましょうと締めくくりました。