大分県少年の船実行委員会の小学生から高校生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的とした出前講座を実施しました。
翌日の海洋研修に向けて、サンゴと環境問題をテーマに講座を行いました。はじめに、サンゴは植物ではなく「動物」であることや、浅くて温かい海に多く分布しているといった基本情報を紹介。ウニの仲間で、卵や分裂によって増えるほか、中には移動するものもいるといった意外な生態について、クイズを交えながら楽しく学びました。
次にスライドを使用し、サンゴがイソギンチャクと同じ刺胞動物であること、石灰質の骨格を作って身を守っていること、日本には約400種類ものサンゴが生息していることなどを詳しく解説しました。サンゴ礁域がいかに多様な生きものたちの住処になっているかを伝えた後、スライドの終盤では、開発や水質汚染、海水温の上昇などによってサンゴが深刻なダメージを受けている現状を提示し、保全活動の重要性を説明しました。
講座終了後には、「沖縄の海も大分の海もつながっているので、海を大切にしたい」「これからグラスボートに乗るので、海の中をしっかり観察したい」といった前向きな感想が寄せられました。沖縄の海を間近に控えたタイミングで、自然や環境保全への興味関心を大きく高める機会となりました。
