講 師:與儀 環 (沖縄こどもの国)
開催日:令和5年11月8日(水)10:00~14:00
受講者:沖縄県立美咲特別支援学校センター分教室 高校2年~3年生 (26名)
  所:沖縄県立美咲特別支援学校センター分教室(沖縄市)

 美咲特別支援学校センター分教室高校2年生~3年生を対象に、くらしと廃棄物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

はじめに、『ごみの分別クイズ』を行い、“ごみ”への興味関心を引き出しました。つづいて分別されたごみが資源となってどんなものになっているのかを、リサイクル品の実物の掲示を交えながら解説を行いました。美咲特別支援学校では、ペットボトルの分別や回収を活動に取り入れており、自分たちが普段分別しているペットボトルがリサイクルされていろいろな商品になることを知り、ごみの分別やリサイクルへの興味関心が高まった様子でした。また、3Rについても触れ、なぜ分別が必要なのか、ごみを減らすにはどうしたらいいのかを考えてもらいました。
次に、リサイクル体験工作として「ペーパービーズ作り」を行いました。いらないチラシを細長い二等辺三角形にカットし、爪楊枝や竹串、専用の道具にくるくると糊をつけながら巻いていくと、楕円形のビーズが出来上がります。ビーズをたくさん作ってつなげるとブレスレットなどのアクセサリーを作る事ができまます。講座では、事前にカットしたチラシを使い、ペーパービーズを作りゴム紐を通してブレスレットを作成しました。

クイズを交えた解説とリサイクルされた実物を掲示することで、生徒たちはごみの分別やリサイクルに対する興味関心が高まっている様子でした。「これからも引き続きごみの分別を頑張りたい」「ごみが減るようにリユース品を使いたい」という感想がありました。また、ペーパービーズ作りでは、「もっと作りたい」「他のリサイクル工作もやってみたい」など楽しみながらリサイクル工作に取り組んでいました。