講 師:池村 浩明(漫湖・水鳥湿地センター)
開催日:令和3年2月28日(日) 7:30~9:30
(沖縄県緊急事態宣言発令にともない1月31日から延期し実施)
参加者:一般県民 大人6名、子ども9名 (計15名)
場   所:沖縄こどもの国地下1階研修室及び園内

冬期はこどもの国の池周辺に様々な野鳥が飛来します。今回の観察会で冬に見られる野鳥について知り理解を深め環境保全について考え行動するきっかけを作る事を目的に開催しました。

はじめに、研修室にて沖縄の野鳥の特徴や見分け方、観察のコツなどを解説し観察時の諸注意を説明し観察会に出発しました。観察会では、まず鳥の声が良く聞こえる場所で立ち止まり、目を閉じて鳴き声だけで何種類いるか聞き分けました。朝の静けさの中で『ウグイス』『イソヒヨドリ』『シロガシラ』などの鳴き声が聞き分けることができました。園内を回ると『リュウキュウキジバト』『ヒヨドリ』『シジュウカラ』『メジロ』などの姿が確認できました。池の周辺を見渡すと『カイツブリ』『キンクロハジロ』『アオサギ』『コサギ』『バリケン』『オオバン』などの水鳥や『カワセミ』を見ることができました。

研修室に戻り観察会のおさらいを行いました。観察した鳥の種類を数えてみると18種類の鳥たちを観察しており、参加者は想像以上の多さに驚いていました。しめくくりに講師から「一年を通して野鳥を観察していると鳴き声の違いや観察できる鳥の種類の違いなどで季節の変わり目を感じることができ、豊かな自然環境があれば人里近くでもたくさんの野鳥を見ることができる」ことを伝え観察会を終了しました。