講 師:吉岡 由恵 (沖縄こどもの国)
日 時:平成29年11月15日(水) 10:40~11:25(1組~3組)
                    11:35~12:20(4組~5組)      
参加者:南城市立大里南小学校5年生5クラス (150名)
場  所:南城市立大里南小学校 

 沖縄の自然やいきものを紹介し、自然・いきもの達の現状を知る事で自然環境を守るために自分たちでできる事を考え行動できるよう促す事を目的に実施した。
 初めに、「コウモリってどんな動物?」と児童に問いかけ、体の作りや哺乳類の仲間である事、身近な場所に住んでいる事を説明した。
 こどもの国で飼育しているコウモリの出産シーンの動画を用いてさらに詳しく飛ぶための体のつくりについて説明した。
 日本には、20種類のコウモリがいて、沖縄には10種類のコウモリが生息しており、小さな沖縄に多くの種類のコウモリが生息している事を紹介した。
 コウモリの見つけ方として、木の近くでペリットを探し、この近くにコウモリが来た事がわかるので、ペリットを探すことを話した。
 そして、沖縄にはたくさんの固有種がいて、今まで大型の肉食動物がいなく平和に暮らしていたが、外来種や野生化した猫に食べられたり、交通事故で命を落としている現状を話し、ペットを飼うときは絶対に逃がさない事、最後まで面倒を見ることやヤンバルなどに行った 時は動物にも注意する事を話した。
 次に「身近にいるコウモリだが、まだ知られていない事もたくさんあり、まだ発見されていない生き物たちが沖縄にいるかもしれない。自然を観察したり、調べたりすることが環境を守ることに繋がっていくと思います。」と締めくくった。最後に今回連れてきたコウモリを近くで観察して終了した。

【講座の様子】