講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和3年5月21日(金)9:20~12:05
受講者:浦添市立神森小学校5年生3クラス (102名)
場   所:浦添市立神森小学校 教室

おきなわ環境教育プログラム集(社会教育編)1チラシ探偵団、『食べ物探偵団』プログラムキット(2021年2月制作)を活用し、給食や毎日の食事などを通して、食べ物とエネルギーの関係(旬や地場)に気づき、自分の暮らしをふりかえり、旬や地場を活かした食生活につなげていくことを目的に実施しました。

はじめに、沖縄産の季節の農産物(タマネギ,ゴーヤー,パイナップル,マンゴ等)や海産物(モズク)についてクイズを交え解説しましたた。さらに、グラフを使って露地栽培とハウス栽培の環境負荷(CO2排出量)の違いやフードマイレージ(食材の輸送にかかるエネルギー量)についても説明しました。

つづいて、『チラシ探偵シート』を使って、児童たちが持参したスーパーのチラシを各自で見ながら、県産の食材,国産の食材(沖縄以外)、外国産の食材や旬の食材がどのくらいあるか調べ、数や気づいたことを記入しました。

作業終了後にそれぞれの気づいたことを発表し合うと、「思っていたより県産の食材が少ない」、「外国産は肉類が多い」、「旬の食材がゴーヤーしかなかった」、「チラシによっては県産が多かったり、外国産が多かったり違いがある」など、今まではチラシをよく見たことがなく知らなかった事に気づき、自分の食生活について考える良い機会となったようでした。