講 師:湧川 哲雄、木村 健一 (沖縄星空の会)
記 録:比嘉 香織、田場 美妃子、新城 龍刀 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和7年10月18日(土) 18:30~20:00
受講者:一般県民小学生~大人 親子 (188名)
場 所:沖縄県平和創造の森公園 (糸満市)

小学生から大人までの親子を対象に、自然と環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的とした星空観察会を実施しました。

講座の導入として、星を見る時の「コツ」についての解説を行いました。
今年は開催時期が昨年より遅かったため、日没後、空が完全に暗くなるまでの薄明の時間が長いという特徴を伝えました。

空が暗くなると、星座早見盤や双眼鏡、肉眼を使いながら星空の観察を開始しました。
秋の星座の主役であるアンドロメダ座ペガスス座の秋の四辺形に加え、夏の大三角形がまだ見えていることを解説しました。
夏の大三角形の大きさに、初めてその存在を知る参加者からは驚きの声が上がりました。
秋の星座は夏の星座に比べて明るい星が少ないものの、雲一つない晴天に恵まれ、肉眼でも非常に多くの星をくっきりと観察することができました。

その後、会場に設置した2台の天体望遠鏡を用い、特別な天体を観察しました。

  • 1台目では土星を観察しました。
    今年は土星の環がほぼ水平になり、線のようにしか見えない珍しい時期にあることを説明し、観察を楽しんでもらいました。
    「団子に串が刺さったようだ」といったユニークな感想も聞かれました。
    望遠鏡を覗くのが初めての小さな参加者も多く、保護者に教えてもらいながら熱心に土星を観察していました。

  • もう1台はモニターに接続し、アンドロメダ銀河を観察し、解説を行いました。

観察会では、「家族全員で参加できたのがよかった」「星座に詳しくなくても楽しめた」「こんなにたくさんの星が見れるとは思わなかった」などの感想が聞かれ、星や自然に関する興味関心が高まったようでした。
また、「定期的に星空を観察しようと思った」という声も聞かれ、今後の生活の中で自然に目を向けるきっかけを提供できたと感じています。