講 師:藤井 晴彦 (沖縄自然環境ファンクラブ)
記 録:田場 美妃子 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和7年10月24日(金) 19:00~21:00
受講者:津嘉山うむさ学童クラブ 小学生 (27名)
場 所:那覇市末吉公園 (那覇市)

津嘉山うむさ学童クラブの小学生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的とした出前講座を実施しました。

はじめに、末吉公園の生き物について講義を行いました。
ホタルについて、クロイワボタルオキナワマドボタルは光り方で識別できること、地面で光るのはオキナワマドボタルの幼虫、飛んでいるのはオキナワスジボタルの成虫であることを伝えました。

その後、観察会に出発しました。
ホタルのため極力ライトを付けずに歩行し、にぎやかだった児童たちも坂道や階段で慎重に行動しました。
観察会開始後すぐに、地面でオキナワマドボタルの幼虫の光を多数発見しました。

道中では、夜の多様な生き物や植物を観察しました。

  • 羊蹄木の葉にナナホシキンカメムシを確認した他、開花時期で甘い香りのトックリヤシも観察しました。

  • 秋から冬に開花するアリモリソウは蕾の状態でしたが、講師から「これから可愛い花が咲くので、また見に来てほしい」との説明がありました。

  • 講師がタイワンクツワムシの鳴き声を探し、大きな個体を目の前で発見すると、児童は大変驚き、「こんなに観察しやすいのは貴重」という言葉に喜んでいました。

その他に、アオミオカタニシヤマタカマイマイサカモトサワガニテナガエビなどを観察。オリイオオコウモリが飛ぶ様子やオオウナギのしっぽを見るなど、珍しい体験もできました。

講座の感想では、「暗くて怖かったけど、ホタルやウナギを見れてうれしかった」や「友達と夜の探検ができて楽しかった」といった声が聞かれ、
児童たちにとって身近な自然に対する興味と好奇心を高める、貴重な体験となりました。