嘉手納町役場町民保険課による食生活改善推進員養成講座の一環として、大人を対象にくらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的とした出前講座を実施しました。
本講座では、私たちが普段利用する食材が食卓に並ぶまでの背景にある環境負荷について理解を深めることを目的としました。
講座は、野菜の旬クイズから開始しました。
沖縄と本土の野菜の旬の違いを確認し、スーパーで年中手に入るため、多くの人が旬を意識できていない野菜もあることを確認しました。
次に、参加者が用意したスーパーのチラシを調査してもらいました。
チラシから肉類・魚介類・野菜類・果物類を切り出し、産地別に分類しました。
その結果、肉類は県内産が多いこと、果物や野菜類は国内産のものが多いことなど、様々な発見がありました。
さらに、切り出したチラシの中で外国産の食材を、世界地図の白地図に貼り付ける作業を行いました。
これにより、食材がどれほど遠い場所から沖縄まで運ばれてきているのかを視覚的に確認することができ、遠方からの輸送に驚きの声が上がりました。
最後に、食品ロスについて説明しました。
食品ロスは単に食材が無駄になるだけでなく、生産にかかったコストや、輸送に係るエネルギーまで無駄にしているという点に気づいてもらいました。
参加者は、旬に関わらずスーパーに野菜が並ぶ現状、遠く海外から食材が運ばれている現状、そしてその輸送や食品ロスの処理の際に温室効果ガスが発生していることなどに驚きを示していました。
これらの学びを通して、改めて地産地消の重要性について深く考える機会となりました。

