講 師:計良 亨(沖縄自然環境ファンクラブ)
日 時:平成29年10月12日(木) 14:00~16:00      
参加者:安謝児童館利用者 小学1年生~6年生 (21名)
場  所:那覇市安謝児童館

 豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しみ、自然体験活動で自然の不思議さや仕組みを学び、自然と自分が一体である事に気づく事を目的に実施した。
 ネイチャゲームとは、「シェアリングネイチャー」の考え方にもとづく活動で、世界各国で親しまれており、160種類以上のアクティビティがあり保育や学校、環境教育の場で活用されている。
 今回の講座は、「ノーズ」、「動物交差点」「フィールドビンゴ」「目隠しイモムシ」4種類のアクティビティを実施した。
 初めに、安謝児童館館長である大村氏の挨拶、講師紹介の後、「ノーズ」を実施。「ノーズ」とは、ある動物のヒントを聞いて動物の名前を当てるゲームである。答えが分かったら、発言するのではなく指を鼻に当てて知らせます。ボランティアの中学生からヒントを出してもらい盛り上がった。
 次に「動物交差点」動物カードを背中につけて、みんまからヒントをもらい自分のカードを当てるゲームである。屋外の畑で「手触りビンゴ」を実施。すべすべ、ざらざら、ちくちくなどの手触りのものをグループで見つけながらビンゴするアクティビティ。
 最後は中学生をリーダーにグループで「目隠しイモムシ」を実施。バンダナで目隠しし児童館裏の公園を一周した。普段歩きなれている公園だが目隠しで自然を散策し楽しんだ。
 最後に講師と今日実施したアクティビティを振り返り終了した。
児童たちは普段から遊びなれている児童館でも今回のようなゲームをとおして自然と親しみ楽しんでいるようだった。中でも「目隠しイモムシ」はいつも遊んでいる場所だが目隠しをすることで感覚が研ぎ澄まされ葉のにおい、地面の感触を楽しんでいる様子が印象的だった。 
 ネイチャーゲームを通して、自然を遊び、触れ合う事ができる。保育現場や学校現場にてこれから活用し実施していきたい。

【講座の様子】