講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国沖縄県地域環境センター)
開催日:令和2年11月21日(金)9:35~12:15
受講者:糸満市立光洋小学校4年生 (91名)
場   所:糸満市立光洋小学校

干潟の自然環境や生きものたちについての解説やアクティビティ『干潟の生きものマップ作り』を通して、対物多様性に気づき、生きものや自然への興味関心を高める事を目的に実施しました。

はじめに、児童らに干潟がどんな所か問いかけ、興味関心を引き出し『サンゴ礁』『砂泥地』『マングローブ林』『藻場』について解説しました。

次に干潟の生きものカード』を配布しワークシートのを使いながら干潟の特徴やそこに棲む生きものについて解説しました。

続いてアクティビティ『干潟の生き物マップ作り』を行った。A1サイズの干潟の自然環境図に『沖縄の生き物カード』を貼付けながら生き物と自然環境の繋がりを考えていきました。最後にマップを作って気づいたことや感想をワークシートに記入し終了しました。

生きものカードに示されている生き物はシオマネキやクモヒトデ、ミナミトビハゼ等の身近な生き物からガンガゼ等の危険生物まで幅広く、児童らの興味関心を集めました。身の回りの自然から興味を持つ事で沖縄の環境、さらに地球規模の環境問題にまで自分事として捉えてくれるのではないかと感じました。

光洋小学校では、目の前に広がる干潟の観察も定期的に行っているようで今回の講座も今後の活動につなげていくとの事でした。