講  師:鹿谷 法一(しかたに自然案内)
開催日:平成29年6月6日(火) 11:05~12:15
受講者:向陽高校 2年生(24名)、教諭(4名) (計26名)
場  所:具志頭海岸

具志頭浜は、「ぐしちゃんはま」と呼ばれ草地と砂浜、岩石が入り交じった自然浜である。身近な海岸の保全と利用、具志頭海岸に生息する生き物について学習し、地域保全に発展させる事をねらいとして実施した。始めに海岸の地形、岩、砂、植物、生き物について説明した後、砂浜から岩場を歩きながら生き物を探しながら観察した。
 海岸植物の植生や潮だまりから地下水が湧き出している様子、ヤドカリ、ナガウニの歩く様子など観察し、講師が解説した。
 観察をしながら生き物とその棲みかの環境の関わりについても解説し、「海を知る事は地球を知る事」
「何であろうと思う事が大切で、今までただ見ていたことも考える事で楽しくなる」「たくさんの物を見て知る事が理解につながる」考察することの大切さや科学的な視点で考える事の大切さについて伝えた。
 短い時間での観察会であったが、生徒たちは海の生き物や環境について興味深く観察し講師の説明を聞いているのが印象的だった。
 向陽高校ではこれからも具志頭海岸の保全の活用を考える取組を行う予定である。今後も何らかの形で支援していきたい。