講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
開催日:令和5年8月17日(木) 11:00~12:00
受講者:名護市環境水道部環境対策課 親子 (30名)
  所:名護市立博物館(名護市)

 名護市環境水道部環境対策課 親子 を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

はじめに、沖縄の自然についてスライドを使用し、海や森、マングローブ林などの自然環境を紹介しました。その後、沖縄固有の生き物を紹介する際には、スライドのみだけではなくオキナワイシカワガエルの鳴き声も合わせて紹介し、固有種のユニークな特徴も交えながら解説を行いました。
自然環境の問題点として不法投棄やロードキル、密漁や外来種の侵入などを解説した後、在来ハブとタイワンハブの違いなどを観察してもらうため、ハブパズルを作成しました。在来ハブとタイワンハブの写真から自分でパズルを作ることで細かな違いを観察することができました。

最後に、外来性の植物が大量発生した事案を紹介し、駆除に労力がかかることや一度定着してしまうと元の状態に戻すことが難しくなることを解説しました。現在の自然環境を維持するためにどうしたらいいかを考えるきっかけとなっていました。