講 師:佐藤 寛之(理学博士)
開催日:令和2年10月26(月)9:00~10:30
受講者:沖縄アミークスインターナショナル小学校1年生(55名)
場   所:沖縄アミークスインターナショナル小学校

校内の自然について講師と共に観察及び講話し、沖縄の昆虫の生態と人と自然とのかかわりや環境保全について考える事をきっかけとなる事を目的に観察会を実施しました。

はじめに、教室で各各クラスをZOOM(web会議システム)でつなぎ講師、スタッフの自己紹介、注意事項を説明し、3グループに分かれて出発しました。観察中見つけた生きものを撮影しながら、アミークスの森の生きものカード(クロイワツクツク,ヌマガエル,ヒメアマガエルのオタマジャクシ,ヘリグロヒメトカゲ,マダラコオロギ,ヤドリフカノキ)を使って生きものを探しカードにないものや特定できなかったものはあとで講師に確認する事として観察を進めました。

観察終了後は教室に戻り再度ZOOMにて、みんなで撮影した画像を見ながら生きものを講師と一緒に確認しました。カードになかった生きものは、『オキナワウスカワマイマイ』『マダラコオロギ』『アオミオカタニシ』『タイワンクツワムシ』『オキナワモリバッタ』など多種に渡っており、アミークスの森は豊かな自然が残っており様々な生きものが棲んでいることを知ることが出来ました。さらに校庭のヤブニッケイの葉の匂いを嗅いだり、味見をして植物の観察も行いまし。

今回の観察会では、校内という身近な場所にも様々な生きものが棲んでおり、人と自然の関わりや環境保全の大切さについて、児童をはじめ参加者全員で実感することが出来ました。