講 師:金尾 由恵、與儀 環(沖縄こどもの国 沖縄県地域環境センター)
開催日:令和2年10月24日(土)13:30~15:00
受講者:一般県民(19名)
場   所:沖縄こどもの国チルドレンズセンター2階及び中央公園

おきなわ環境教育プログラム集(社会教育編)『㉒バタフライウオッチングで緑の環境を診断しよう』を活用し、身近な自然環境に親しむことを目的とし、蝶の色と大きさに着目することで沢山の種類があることに気付き、観察することで新しい発見の喜びを感じてもらうことを目的に実施しました。

はじめに、自然観察をする時の服装や諸注意などを説明し、生き物を捕まえず観察を行うことを伝え、普段どんなところにいるのか、どんな動き方をするのかが観察できると伝えました。ワークシートの記入方法をチョウの模型を使い実演し参加者が見つけたチョウの色や大きさを、ワークシートのカラーチャートやイラストに印をつけていく、というシンプルなものであるが、チョウの分類の基本が、表羽の主要な色彩と大きさで行われていることを伝え、「チョウにはどんな 色・大きさ・があるのかな?」と問いかけました。また、観察会の目的の一つである新しい発見を得てもらうことに留意し、「チョウの他にも気づいたことがあれば、覚えておくか書き留めよう」と声掛けをして、観察会を行いました。

中央公園に移動すると、すぐに数種類のチョウ(アサギマダラ、シロオビアゲハ等)が確認でき、参加者はグループごとに観察し、チョウを見つけた場所を教えあうなど協力的に楽しんでいる様子でした。

最後の振り返りで、気が付いた点を発表してもらい、質問等に答えながらチョウの紹介を行いました。

自然観察会に初めて参加する方も多く、「チョウにはいろんな種類がいるとわかった」「また、ゆっくり観察したい」との感想もあり興味関心が高まった様子でした。