講 師:名嘉山 国広(沖縄こどもの国 沖縄県地域環境センター)
開催日:令和2年10月22日(木)9:35~11:15(各クラスで実施)
受講者:北谷町立北谷小学校5年生(68名)
場   所:北谷町立北谷小学校教室

環境学習のまとめとして、どのような環境問題があるのかをクイズ等を交えて紹介し、沖縄の自然や環境保全活動に対する興味関心を引き出す事を目的に出前講座を実施しました。

はじめに、環境ってなんだろう?と問いかけ、環境とは、人や生き物たちの周りにあるモノや、様子をまとめて表す言葉であるという説明を行った後、自分の身の回りの「いい環境」と「わるい環境」について考え答えてもらいました。「いい環境」は「空気がおいしい、自然がきれい、自分のまわりにいつも家族がいて楽しく過ごせる」など、「わるい環境」は「空気が汚れている、食べ物がない、ゴミのポイ捨てが多い、生き物がいない」など様々な意見が児童から出ました。

次に、ワークシートを用い、私たちのくらしの中で行っていること(電気を使う、車に乗る、料理をする等)が、地球温暖化・廃棄物(ゴミ)問題・水質汚濁などの環境問題のどれにあてはまるかをクイズ形式で出題し、考え答えてもらった。その過程で、暮らしと環境問題が繋がっていることを知り、また自分達の日頃の行いによって、環境を良くも悪くもすることに気がついた様子でした。

最後に、暮らしの中で、普通にやっている事がやり方次第では環境に影響を与える事を、家族一緒に考えてほしいと伝え、講座を終了しました。