講 師:佐藤 寛之(理学博士)
開催日:令和2年10月18日(日)10:00~12:00、14:00~16:00
受講者:一般県民 (35名)
場   所:沖縄こどもの国チルドレンズセンター2階

沖縄の化石や自然、土地の成り立ちについての講話と化石のレプリカ作成を行い、沖縄の自然環境について興味関心を引き出す事を目的に実施しました。
沖縄では骨の保存に適したアルカリ性の石灰岩(琉球石灰岩)のおかげで多くの化石が発見され沖縄本島では出土する化石の種類によって本島北部・中南部・本部半島の成り立つ時代が三つに分けられることを解説しました。
『アンモナイト』『三葉虫』『植物化石(石灰)』『生痕化石』などの化石標本を観察しながら化石の種類や時代背景についても解説しました。

レプリカ作りでは、『三葉虫』を型取ったお湯まる(ポリエチレン樹脂)に石こうを流し込み20~30分固めて、型から外すと実物同様の化石のレプリカが完成しました。
参加者の皆さんに乾燥を聞いたところ、「思っていたよりも簡単にできた」「もっといろいろな化石のレプリカを作りたい」などか化石に対する興味関心を持った様子でした。