講  師:鹿谷 麻夕、鹿谷 法一 (しかたに自然案内)
日  時:平成29年8月20日(日) 10:00~14:00 ※11:00~11:30 昼食休憩      
参加者:40名(大人17名、子ども23名)
場  所:恩納村屋嘉田潟原及び恩納村ふれあい体験学習センター

屋嘉田原潟原は沖縄の中でも特に生物多様性に富んだ干潟で環境省重要湿地に選ばれている。サンゴやナマコ、カニ、ヒトデ、貝だけでも600種類以上が生息しています。海の生き物に触れ、豊かな自然を守り続けたいという自然保護への意識を高める事を目的に実施した。
 地域環境センターの説明と講師紹介の後、イノーの生き物や海の危険生物、海の観察時の持ち物について講話。また、海の観察する時のお約束として①知らない生き物にはさわらない②岩の見えない所に手を入れない③うごかさない。3つの約束があることを説明した。 
 昼食休憩の後、2グループに分かれ海へ移動しグループに分かれ観察を行った。潮が引いた海にはシオマネキ等の生き物や海草も豊富にあり面白い生き物を見つけると足を止め、ゆっくりと歩きながら丁寧に生き物の面白さや不思議さ等を説明した。ナマコやカニ、ウニに触れたりと見るだけでなく触れる事も体験した。また、今年は台風の上陸がまだなく海水の水温が高くなっているためサンゴの白化も見られ、講師からも白化について詳しく説明された。
 観察後は、学習せんたーにて今日見る事のできたヒラガイやオカヤドカリ、ルリマダラシオマネキ、ソデカラッパ、オオイカリナマコ等の生き物についてイラストを描きながら振り返り終了した。
 今回の観察会では、暑さの影響で昨年より観察できた生き物が少なくなっていたのが印象的だった。

【観察会の様子】