出展内容:〇地域館センターポスター展示・パンフレット・出前講座の案内配布
       〇葉脈標本作り体験実施
スタッフ:比嘉 香織、高江洲 義尚 (沖縄こどもの国)
日  時:平成29年8月27日(日) 10:00~16:00      
参加者:164名(大人45名、小学生95名、未就学児24名)
場  所:宮古合同庁舎 2階大会議室(講堂)

 沖縄工業高等専門学校が主催する「小学生向わくわくチャレンジ実験教室」に地域環境センターの宮古島でのPR活動及び環境啓発活動として出展し「葉脈標本作り」を実施した。
 このイベントは、沖縄工業高等専門学校の学校案内、ゴムで動く牛乳パックの船作り体験、ロボット体験プログラミング体験と国際海洋環境情報センター(GODAC:ゴーダック)のサンゴに関する体験コーナーの出展があった。
 葉脈標本の材料として事前に採集した身近な植物である「リュウキュウコクタン(クロキ、クルチ)」の葉をアルカリ溶液で煮込み、葉肉を柔らかくした後、中和処理した物を材料として用意し実施した。
 参加者は、下処理をしたリュウキュウコクタンの葉を歯ブラシで叩くと葉肉が剥がれ葉脈だけが残る。
葉脈だけになった葉をアイロンで乾燥させ名刺サイズの台紙に挟みラミネート加工し完成させた。
作業に掛かる作業時間は10分~15分と手軽に作業でき葉脈だけが残った葉も美しく参加者には好評でイベント開始から参加者が途切れる事なく賑わっていた。
 リュウキュウコクタンは街路樹や家の庭木にもよくある木で普段は注目しないが、葉脈標本を作製する事で身の回りの植物にも関心を寄せてくれたのではないかと感じた。葉の下処理にはやや時間はかかるが身近な自然や植物の面白さに感心を持ってもらうには好材料と感じた。実際に作業に掛かる時間も少ないので今後もイベント等において実施していきたい。
 その他、学校現場や地域のイベント、公民館、児童館でも環境に関する出前講座ができる事を説明しパンフレット、出前講座の案内を配布した。

【イベントの様子】