講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国 沖縄県地域環境センター)
開催日:令和2年10月15日(木)13:30~15:30
受講者:一般県民(17名)
場   所:沖縄こどもの国チルドレンズセンター2階

おきなわ環境教育プログラム集(学校教育編)NO.15を活用し、使い捨てプラスチックについてのお話と、繰り返し使える『みつろうラップ』作りを行いプラスチックゴミ減量について考えることを目的に実施しました。

はじめに、近年のマイクロプラスチックの問題が、世界中で深刻な海洋汚染問題となっていることを説明しました。ごみは単に拾えばいいものだという事よりも少しでもゴミを出さない暮らしを考えて実行するのが大切であると伝え、みつろうラップのように洗って繰り返して使うことができる環境にやさしいラップについて解説しました。

続いて、みつろうラップの制作を行いました。綿の布地の上全体に蜜蝋ビーズワックスを散らし、クッキングペーパーで挟んでアイロンで熱すると蜜蝋が溶け布に染み込み、みつろうラップとなります。講師が実演してみせると、簡単にできて好きな形や大きさで作ることができて、参加者には好評でした。

平日開催ため参加者の多くが主婦ということもあり、家庭で使える技術の習得はニーズが高いようでした。またエコに対する関心も高まったようでした。