講  師:藤井 晴彦 (沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:平成30年8月17日(金) 19:00~20:30
参加者:手話通訳問題研究会 小学生~中学生12名、大人6名 (計18名)
場  所:那覇市末吉公園

ホタル等を中心に夜の生き物観察会を実施し、生き物、自然、人の暮らしについて考え、環境保全への興味関心を引出す事を目的に実施した。
 始めに講師から観察前の事前学習として、今日の観察会で出会える生き物について講話した。 日本には50種類以上のホタルが生息しておりその約半分が沖縄に生息している。沖縄のホタルは陸生で、どんな所に棲んでいるのか?幼虫から成虫の過程や生態、また「オキナワマドボタル」、「オキナワスジボタル」、「クロイワボタル」、「タテオビクシヒゲボタル」、「オキナワクロボタルモドキ」をパネル等を使って詳しく解説した。
 さらに、この時期に見られる生き物として、「クビワオオコウモリ」の実物大パネルで生態を解説し次に、「リュウキュウカジカガエル」、「ヒメアマガエル」、「ヌマガエル」、「シロアゴガエル」「オオウナギ」について解説した。公園内ではマドボタル、クロイワボタル、オキナワスジボタル、リュウキュウカジカガエル、サワガニ等の生き物を観察することができた。
 参加者からは、こんなにたくさんのホタルを観察した事に感動した様子だった。また、ホタル以外にもたくさんの生き物が末吉公園内にいる事について関心が高かったように感じた。
 観察会終了後は、どこにどんな生き物が確認できたのかを公園内マップで振り返り、たくさんの生き物がずっとすめるには人間はどんな事をしたらいいのか考えてみようと呼びかけて終了した。