講 師:石神 安弘(Natural Box 代表)
開催日:令和2年10月11日(日)10:00~12:00、14:00~16:00
受講者:一般県民(38名)
場   所:沖縄こどもの国チルドレンズセンター2階及び中央公園

こどもたちにとって身近な生きもの「ダンゴムシ」にスポットをあて、ダンゴムシのヒミツを探りながら、生き物や自然環境について興味関心を引き出す事を目的に実施しました。

はじめにダンゴムシについて参加者がどれだけ知っているのかダンゴムシの絵を描いたり、どこで見たのか等自分が知っているダンゴムシについてイメージを膨らませていきました。ダンゴムシがカニやエビと同じ仲間の甲殻類であり、世界で約700種類、日本で約30種類、沖縄で約25種類のダンゴムシがいることが記載されているがもっといるはずたど講師が解説しました。さらにダンゴムシとよく間違えるフナムシ、ワラジムシ、マルヤスデとダンゴムシの違いを解説しました。その他ダンゴムシの食性(雑食性)や体の半分から上下に分かれて脱皮する事等をわかりやすく解説しました。

講座の後半は中央公園でダンゴムシ探しを実施しました。しかしダンゴムシを見つけることができず、講師が用意したダンゴムシをルーペで観察しました。講師が身体のつくりを解説しながら(雄雌の見分け、からだのつくり(頭部1節、胸部7節、腹部5節、尻部1節、足14本、第一触角(匂いセンサー)2本、第二触角(アンテナ)2本、足7対14本)最後にもう一度ダンゴムシの絵を描くと参加者は節や足の数を忠実に描いていました。

たっぷり2時間ダンゴムシについて観察を通して学び参加者の皆さんは満足そうな様子でした。