講  師:杉本 結衣 (沖縄こどもの国)、他アルバイトスタッフ1名
日  時:平成29年8月11日(山の日・木) 11:00~16:00      
参加者:152名
場  所:県民の森(恩納村)中央広場

平成28年、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨として、新たな国民の祝日「山の日」が施工されました。地域環境センターにおいても、同日に特別イベントを実施し、県民が自然に親しむ機会を設けることで沖縄県における環境保全活動及び環境教育を推進する一助として実施した。
 自然素材である「土」をテーマに沖縄の土の手触り、色の違いを体験し土で絵の具を作り絵を描く体験を実施。代表的な沖縄の土3種類(国頭マージ・島尻マージ・ジャーガル)を用意し、参加者には絵の具にしたい土を1種類選び、乳鉢で土を細かく砕きながら粒の大きさや硬さなどを体験した。細かくなった土と洗濯のりと水を交ぜ絵の具に仕立て、自由に絵の描き土の色の違いなどを体感していただいた。 
 絵の具を作ってから絵を描くというプログラム内容であったため、参加者の滞在時間が長く、また順番待ちの時間も長くなる事があった。そこで、順番待ちをしているお客様には沖縄の土や、土が持つ特性などについて説明したり、各自でブースに展示してあるキャプションを読みながら待ち時間を過ごすお客様もいた。絵を描く工程では、子どもの参加者が(自由に絵を描く)という事に対して初めは戸惑う事が多かったが動物の型紙などを渡すとその後はスムーズに自分で楽しみながら描く事が印象的であった。
参加者には、普段気にしない自然素材である沖縄の土について興味関心を持ってもらえたと感じた。

【プログラムの様子】