講  師:照屋 孝(沖縄県シャアリングネイチャー協会 会長)
開催日:平成30年8月1日(水) 9:30~11:30
参加者:田場学童クラブ 1年生~4年生 (計40名)
場  所:田場学童クラブ(うるま市)

豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しみ、自然体験活動で自然の不思議さや仕組みを学び、自然と自分が一体である事に気づく事を目的に実施した。
 ネイチャーゲームとは、「シェアリングネイチャー」の考え方にもとづく活動で、世界各国で親しまれており、160種類以上のアクティビティがあり保育や学校、環境教育の場で活用されている。
 今回の講座は、「動物交差点」「ハブ、ハチ、ウンチ」「コウモリとガ」「ノーズ」「オーヤンバルクイナ」の5つのアクティビティを実施。
 「動物交差点」では参加者の背中に生き物イラストカードを貼り、自分以外の人に自分の背中の動物が何であるかを質問していき生き物を当てるゲーム。参加者同士のコミュニケーションを促し、児童達は生き物について興味関心を持った様だった。
 「ハブ、ハチ、ウンチ」は、講師から「ハブ、ハチ、ウンチ」のどちらかの単語を発し参加者はそれぞれのポーズをするゲーム。野外で遊ぶ時に気を付けないといけない事を児童が発表し、その中で「ハブ、ハチ、ウンチ」の単語を講師が発した時、それぞれのポーズをするゲームである。野外で気を付けないといけない事や危険に対して、参加者自らゲームを通して意識づける事ができるゲームであった。
 「ノーズ」は、ある動物について講師がヒントを出していき、その動物が何であるか分かったら人差し指を鼻に当てるゲーム。
 「コウモリとガ」はコウモリ役とガ役に分かれ、目隠ししたコウモリがガの出す音を頼りにコウモリに近づくゲームで盛り上がりを見せた。
 「オー!ヤンバルクイナ」は、生き物にとって必要な「すみか」「食べ物」「水」を題材に環境要因と動物の増減を体験するゲーム。今回はヤンバルクイナを例に挙げ、外来種問題も絡めてゲームを実施した。
 どのゲームもとても楽しめた講師の説明も真剣に聞いている様子だった。ゲームを通して沖縄の生き物や環境問題について触れる事ができた。