講 師:比嘉 香織、名嘉山 国広 (沖縄こどもの国)
開催日:令和4年3月5日(日) 10:00~11:00
受講者:名護市役所環境水道部環境対策課 小学4~6年生 (30名)
  所:名護博物館(新館) (名護市)

 名護市役所環境水道部環境対策課 小学4~6年生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 名護博物館のリニューアルオープンプレイベントとして本講座を実施することになりました。はじめに、世界地図で沖縄の位置を確認し沖縄はどんな所なのか問いかけ、「自然がいっぱいある」「あつい」「きれい」等の意見があり私たちの暮らしている沖縄について関心を惹きました。海の自然環境として、砂浜、サンゴ礁、干潟のそれぞれについて写真を示しながら解説しました。さらに沖縄の生き物(リュウキュウハグロトンボ、オキナワマルバネクワガタ、ヤンバルテナガコガネ、クメジマボタル、イボイモリ、イリオモテヤマネコ等)をクイズ形式で解説し沖縄の自然や生物多様性であることを話しました。
 つぎに自然環境の問題点として、「不法投棄(ごみ問題)」「ロードキル」「密漁」「外来種」について解説し豊かな自然が人間の手によって脅かされている事を話し終了しました。

 参加者らは、クイズに楽しそうに答えたり、自然環境の問題点を解説する際には「生き物がかわいそう」等の声があがり自然環境について関心が高まっている様子がみえました。