講 師:比嘉 香織  (沖縄こどもの国)
開催日:令和4年2月24日(金) 10:20~12:00
受講者:久米島町立仲里小学校 小学2年生、4年生 (46名)
  所:仲里小学校 (久米島町)

 久米島町立仲里小学校 小学2年生、4年生を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 はじめに2年生を対象に「沖縄の自然や生き物」を実施。世界一図で久米島の位置を確認した後、久米島町の貴重な生き物である「クメジマボタル」「クメジマカブトムシ」「キクザトサワヘビ」「クメトカゲモドキ」「リュウキュウヤマガメ」等について、写真を示しながら解説しました。世界中で久米島にしかいない生き物がいる事を知り児童らは関心を寄せていました。生き物の事を知ることができて良かったとの感想が聞けました。


 次に4年生を対象に「環境問題ってなんだろう?」を実施。自分の身の回りの「いい環境」と「わるい環境」について考え、意見を出し合いました。「いい環境」としては「海がきれい」「ごみがない」」などの意見があり、「わるい環境」としては「ゴミが多い、くさい」など様々な意見があり、環境について理解を深めました。
 つぎに、環境がわるくなる原因と私たち人間のくらしの中で行っていること(電気を使う、車に乗る、料理をする等)の繋がりについてクイズ形式で考え、人間が自分達の暮らしを良くしようと思ってやってきたことが結果として「環境問題」に繋がっていることへの気づきを引き出しました。最後に、環境を良くするために自分に出来ることは何かの問いかけに対して、児童たちから「ゴミをひろう、水を汚さないようにする、使わない電気は消す」などの意見があり、環境問題に対する関心が高まっていました。