スタッフ:7月29日(土)比嘉 香織、東條 公輝、高江洲 義尚 (沖縄こどもの国)
      7月30日(日)比嘉 香織、杉本 結衣、高江洲 義尚 (沖縄こどもの国)
開催日:平成29年7月29日(土)、30日(日) 10:00~18:00(両日とも同内容)
参加者:29日(土) 248名  30日(日) 438名 計 686名
場  所:沖縄コンベンションセンター A棟

今回で10回目となる本イベントは「観光と環境~沖縄のこれまでとこれからを考えよう~」をテーマに実験教室や工作教室など多数のブースが出展されている。
 本イベントへ出展し、地域環境センターのPR、環境教育の推進を図り、葉脈標本の作製を通じて、身近な植物の多様性や自然環境について興味関心を持ってもらう事を目的に実施した。
 葉脈標本の材料として事前に採取した身近な植物である「リュウキュウコクタン(クロキ・クルチ)」の葉をアルカリ溶液で煮込み、葉肉を柔らかくした後、中和処理した物を素材として用意し実施した。
 参加者は、下処理をしたリュウキュウコクタンの葉を歯ブラシで叩くと葉肉が剥がれ葉脈だけが残る。
葉脈だけが残った葉を、アイロンで乾燥させ名刺サイズの台紙に挟みラミネート加工し完成させた。作業に掛かる作業時間は10分~15分と手軽に作業でき葉脈だけが残った葉も美しく参加者には好評だった。
その他に植物に関する書籍等も用意し様々な植物の特徴等についても調べられるように工夫した。
 リュウキュウコクタンは街路樹や家の庭木にもよくある木で普段は注目しないが、葉脈標本を作製する事で身の回りの植物にも関心を寄せてくれたのではないかと感じた。葉の下処理にはやや時間はかかるもの身近な自然や植物の面白さに関心を持ってもらうには好材料と感じた。実際に作業に掛かる時間も少なしので今後もイベント等において実施していきたい

【イベントの様子】