講 師:金尾 由恵(沖縄こどもの国 地域環境センター)
開催日:令和2年9月9日(水)9:35~12:15
受講者:西原町立西原小学校5年生(85名)
場   所:西原町立西原小学校

沖縄の自然やいきものを紹介し、自然・いきもの達の現状を知る事で自然環境を守るために自分たちでできる事を考え行動できるよう促す事を目的に実施しました。

はじめに、生き物が隠れている画像を示し、ヌマガエル、ズアカアオバト、アオカナヘビ、を探してもらい生き物への関心を引き出し、身近な生き物の特徴を写真で紹介しました。

続いて、「在来生物」「固有種」「外来生物」の意味を解説し、それぞれの生き物について写真を示しながら講話し、次に世界地図を示し琉球列島がどの位置にあるか児童に問いかけ、沖縄の位置関係を確認。小さな琉球列島にたくさんの貴重な生き物が棲んでいる写真を見せながら琉球列島が、ここにしかいない生き物(固有種)が多くいて、世界中から注目されており東洋のガラパゴス諸島と呼ばれている事について説明しました。さらにどうやって生き物が沖縄にやってきたのかの理由として、何億年も前に中国大陸と陸がつながっている時にやってきた事、大きな肉食動物がいなかった事が要因であると解説。さらに両生類のリュウキュウカジカガエル、オキナワイシガエル、イボイモリについて解説し日本の1%しか満たない琉球列島に多くの生き物が生息している事を解説しました。

最後に、講師から沖縄の自然は世界中からみてもとても貴重なものがたくさんある。たくさんの自然に触れたり、生き物を見つけていって欲しいと話、終了した。ノネコ等の外来生物についても触れ、ペットは最後まできちんと調べて飼う事の大切さを伝えました。