講 師:佐藤 寛之 (沖縄生物倶楽部)
記 録:大城 恵利 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年10月28日((月)) 19:20~20:55
受講者:沖縄県立中部農林高等学校 定時制課程 2年生 (15名)
場 所:沖縄県立中部農林高等学校 (うるま市)
沖縄県立中部農林高等学校定時制課程2年生を対象に、自然と環境に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。
はじめに“植物(葉)の見方”を解説。1校時目は、事前に校内で採集した木々の枝葉を広げ、
学生たちに分類することを提案。少し戸惑いを見せましたが、すぐに生徒同士で相談し合い、
匂いを嗅いだり触って確かめながら10分程度分類作業した結果、大凡分類できていました。
そこからまず“葉の出方”の違いを説明。葉の分類方法として、対になって生えているものを
対生(たいせい)、互い違いに生えているものを互生(ごせい)と言い、対生植物は節から節までの
成長が早いのに対し、互生植物は成長が遅く日蔭などでじっくり成長する違いがあり、
また対生の中でも“十字対生植物”は、葉の次の葉が90°違う方向に生え、どの葉にも効率良く日光が
当たるようにするため十字となるなど、自分たちが何となく考え分類した植物の成長過程についての
理由や仕組みを知ると、生徒たちから感嘆の声が挙がりました。
表ばかり見がちな葉も、葉脈の伸び方や太さなど表面より裏面に情報があると解説し、
一見同じに見える葉でも裏を見るとわりと違いがあることを伝えていた。
2校時目は、1校時目に学んだ内容を踏まえ、校内の木々や植物の葉を実際に見て回りました。
夜間で暗かったため、それぞれの解説を受けながら感触や匂いで特徴を確認し、中には自分の手元を
照らしながらメモを取っている生徒もいました。
講座終了後は生徒から、「身近だけれど知らなかった違いがたくさんあって勉強になった。面白かった」
という感想が聞かれ、身近な植物に対する興味や関心が深まった様子が見られました。











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