講  師:比嘉 香織、與座 真弓 (沖縄こどもの国)
開催日:平成29年7月26日(水) 10:00~14:00
参加者:親子6組 14名 (大人6名 子ども8名)
場  所:こどもの国チルドレンズセンター2階

講話と制作を通じて、自分でもできるリサイクルやゴミの減量について考え行動する事を目的に実施した。はじめに、県民一人一日あたりのゴミの排出量や日本の衣服廃棄について講話。
近年では、トレンドの移り替わりが早く、またファストファションの流行により服が安く手に入るようになったため、まだ十分に着られる服を捨ててしまう人が増えており、日本の衣料品の廃棄量は100万トン。衣服の枚数に換算すると約33億着となる。日本の衣服のリサイクル率11%、リユース率13%で残りの73%は焼却されている。一方、環境先進国と呼ばれているドイツではリユース率70%である。なぜ日本ではリサイクル・リユース率が低いのか?衣服のリサイクルには、回収費用(運搬費)、保管費用(倉庫代)、仕分け費用などがかかりそれよりは廃棄してしまったほうが、安価なので衣服のリサイクrが進まないという問題がある。そして、私たちができる事は何か?着なくなった服をリサイクルショップ、フリーマーケット、古着屋さんに引き取ってもらったりする事ができる事をお話しした。 
 次に、不要になった衣服のリサイクルとしてTシャツを使った布ぞうり作りの制作を行った。
Tシャツを使った布ぞうりは柔らかく履き心地がよく好評であった。材料となる衣服はシミや穴が開いていても使えるので無駄がない。実施日が夏休みという事もあり、自由研究の課題を布ぞうりとつなげて「環境について」にするという意見もあった。

【講座の様子】