講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
記 録:田場 美妃子 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年12月17日(火) 8:50~9:40
受講者:沖縄県立沖縄ろう学校 (9名)
場 所:沖縄県立沖縄ろう学校 (北中城村)

沖縄県立沖縄ろう学校小学5年~高校2年を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、玉ねぎやナス、トマト、ゴーヤーなどが沖縄ではどの時期に収穫できるのか
クイズ形式で考えてもらいました。その後、スーパーではほとんどの野菜が一年中販売されている
ことに気付きを促し、チラシを見て確認するしてもらいました。
実際に新聞の折り込みに入っているチラシを用いて、肉類、魚介類、野菜類、果物類に分類し、
さらに県内産、国内産、外国産に振り分ける作業を行いました。その後、切り分けたチラシを
分類してから、世界地図に貼り、どの商品がどのくらい遠くから輸入されているのかを視覚的に
捉えられるようにしました。野菜は国内産が多いことや、安い肉は外国産が多いことなどの他、
スーパーによって取り扱う商品が変わったり、商品の産地が違うなどの違いを確認することが
できました。

遠くから手間をかけて食品を輸入していることを確認した後は、食品ロスについての紹介を行いました。
どのような時に食品ロスが起こっているのか、日本や世界の食品ロスの現状などを説明し、一方で
栄養不足の人がいることや、食品ロスを処理するために多くの税金が使われていることを紹介しました。
最後に、食品ロスは食べ物だけでなく、エネルギーや土地、水などの資源も無駄にしていることを伝え、
身近でできる食品ロス削減の対策について考えてもらい、講座を終了しました。

講座終了後には、「日本で600万トンの食品が捨てられていることに驚いた。魚が嫌いだけど
残さないようにしたい」や「僕にできることは、給食の時食べきれる量を調整すること」などの
コメントがあり、食環境や食品ロス問題に対する関心の高まりを実感することができました。