講 師:比嘉 香織  (沖縄こどもの国)
開催日:令和6年3月4日(月) 15:30~17:30
受講者:波平わんぱく広場 小学生 (25名)
場   所:読谷村波平公民館 (読谷村)

波平わんぱく広場は、小学生を対象に、自然と環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、葉の絵を描きながら、葉脈の役割(水分や養分を運ぶ人間の血管の役割、葉を支える骨の役割)や葉脈標本についての解説を行い、葉脈標本づくりに取り組みました。葉脈標本は事前に、リュウキュウコクタンの葉を採集し処理をしたものを持参しました。(リュウキュウコクタンを苛性ソーダで煮詰め、酢(酸)で中和させた後水洗いしたもの)

処理済みのリュウキュウコクタンをトレイの上に置き、歯ブラシで優しく叩くと葉肉が剝がれ、葉脈のみが残ります。それをアイロンで乾かし、名刺サイズのラミネートで加工し栞を作成しました。

児童らは普段注目していなかった植物の葉を観察したり、標本づくりを通して関心を持ったようでした。「他の葉はどんな葉脈があるのか見てみたい」との感想も聞けました。