講 師:池村 浩明 (漫湖・水鳥湿地センター)
開催日:令和6年2月11日(日) 7:30~9:30
受講者:一般県民小学生~大人 親子 (21名)
場   所:沖縄こどもの国 水と緑の広場、バードウォッチングデッキ (沖縄市)

一般県民小学生~大人 親子を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、自然観察会を実施しました。
“冬期はこどもの国の池周辺に様々な野鳥が飛来します。今回の観察会で冬に見られる野鳥について知り理解を深め環境保全について考え行動するきっかけを作る事を目的に開催しました。
はじめに、研修室にて野鳥の特徴や見分け方、観察のコツなどを解説し観察時の諸注意を説明して観察会に出発しました。観察会では、まず双眼鏡に慣れるため目についた鳥をどんどん観察することから開始しました。事前に説明した観察のコツを確認しながら、飛び方・留まり方などのしぐさをチェックしまし。また鳥の声が良く聞こえる場所で立ち止まり、目を閉じてたくさん聞こえる鳴き声から、『ウグイス』の地鳴きのみを聞き分けるチャレンジを行いました。園内を回ると『シロガシラ』『シジュウカラ』『ヒヨドリ』『ハシブトガラス』などの姿が確認できました。池の周辺を見渡すと『ゴイサギ』『キンクロハジロ』『シロハラクイナ』『カイツブリ』『カワウ』『オオバン』などの水鳥や『カワセミ』を見ることができました。
研修室に戻り観察会のおさらいを行い、観察した鳥の種類を数えてみると21種類の鳥たちを観察しており、参加者は想像以上の多さに驚いていました。しめくくりに講師から「身近にもたくさんの種類の鳥がいるので、お気に入りの鳥を見つけてそこから鳥について親しみをもってほしい」ことを伝え観察会を終了しました。