講 師:鹿谷 麻夕 (しかたに自然案内)
記 録:田場 美妃子、大城 恵利 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年11月12日(火) 9:25~12:00
受講者:糸満市立糸満南小学校 4年生 (127名)
場 所:潮埼町ぷちぷちビーチ (糸満市)

糸満市立糸満南小学校4年生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

海洋プラスチックゴミについての学習は、本講座以前に実施されていたため、
その学習内容を踏まえ、今日は実際に海岸へ出向き実態把握のためゴミ拾いを実施しました。
活動内容を児童全体へ伝え出発。
ビーチ到着、はじめにクラス毎に15分程時間を使ってゴミ拾いを実施。ビーチ側よりも
草むら側の方がゴミが多いことを伝え開始しました。わずか15分程で大きいものはタイヤやトタン
籠などがあり、小さいものは千切れた網、ペットボトル、割れた瓶などサイズや種類も様々でした。
終了後、マイクロプラスチック拾いに向け、自然の物と見分けるヒントや拾う必要のない物など、
注意点を確認し作業を開始。判断に困った物については、何度も先生や講師に確認するなどして
丁寧に取り組む姿が見られました。

学校へ戻り、個々で袋に集めたマイクロプラスチック片やその他気になった小さな欠片を使って
グループワークを開始。ワークシートの振り返り順に沿って、マイクロプラスチックはどんな所に
あったか?そのゴミは元は何だったと思うか?どこから来たと考えられるか?等グループ内で意見を
交わしていました。ワークの締めくくりでは「意外と家や工事現場、畑といった大人の人間活動由来
のゴミが多い。もっと周囲の大人にこの海ごみ問題を考えてもらうためにも、子どもたち目線の考え
を持って発信していって欲しい」と講師から話があり、講座終了となりました。
各グループの代表児童からは「街のごみが最終的に海にたどり着く理由や流れを知れた」「どんな所に
どんなごみがとどまるのか。風や潮の流れも関係していることが分かった」など、様々な気づきや
感想が発表され、一連の海ごみ問題に関する学習によって理解や知識が深まったことが伺えました。