講 師:鹿谷 麻夕、鹿谷 法一(しかたに自然案内)
開催日:1日目:令和3年12月5日(日)12:00~14:00・2日目:12月12日(日)9:30~11:30
受講者:一般県民 子ども9名 大7名(計16名)
場   所:うるま市海中道路海岸、沖縄こどもの国チルドレンズセンター2階

私たちの暮らしが海に与える影響に気づき、海の環境問題を自分ごととして理解し、生活を見直すきっかけを得ることを目的に、海岸漂着ごみの多い冬期に、海岸の漂着物と自然観察、およびマイクロプラスチックの調査体験を実施しました。

1日目は、うるま市海中道路の海岸で、漂着物さがしと海岸植生の自然観察を行いました。海岸の漂着物から海の中の状況を推測し、軽石や暮らしのごみなどの影響を観察したほか、海浜植物の生態について体験的に理解を深めました。さらにマイクロプラスチック調査のための砂を採集し、一部の海ごみを回収しました。

2日目は、海ごみに関する最新の情報をスライドで提供した後、自分で採集した砂と、用意された別の海岸の砂の中からマイクロプラスチックを拾い出し、沖縄の海岸のマイクロプラスチックの現状を調べて比較しました。