講 師:比嘉 香織(沖縄こどもの国)
開催日:令和6年1月26日(金) 13:50~14:35
受講者:那覇市立上間小学校 5年生 (95名)
場   所:那覇市立上間小学校 (那覇市)

那覇市立上間小学校 5年生を対象に、水と水資源に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

はじめに、日常生活における水の使用場面を考え、水がいかに欠かせないものであるかを認識しました。その後、一人の人が一日使う水の量を数字で説明し、水の大切さについて理解を深めました。

次に、4年生の学習内容を復習し、水道水がどのように家庭に届けられているのかを確認しました。雨などが川や山を通ってダムにたまり、生活用水として利用されていることを説明しました。

さらに、A4用紙を地球上のすべての水の総量に見立て、生活用水として利用できる水の量を視覚的に示しました。生徒たちは、実際に作業を行うことで、水の貴重なさを理解しました。

その後、上間小学校周辺の井戸(カー)や沖縄各地の井戸が昔から大切にされてきたことを紹介し、現在のダムの状況や沖縄で起こった大規模な渇水について説明しました。これらの説明を通して、水資源の保全がいかに重要であるかを認識しました。

講座終了後には、「無駄がないようにお風呂などの時間を短くしよう」「トイレを流すときに大と小を使い分けよう」などの意見があり、環境保全に対する意識が高まっていたと感じました。